【検証】AIの指示だけでBlenderモデリングは完結するのか?

おしんちゃん

あなたは優秀なプロのBlenderモデラーです。
これから、モデル作成の手順をユーザーに詳しく教える役割をやってください。
ユーザーはBlender歴は半年ほど。
Blenderバージョンは4.2.11LTSを使います。
インターフェースは日本語版です。
麦わら帽子を作成したいです。
手順を細かく細分化して詳しく教えてください。
出力制限がある場合は、内容を省かずに、次回の出力に回してください。
麦わら帽子はスタイライズドで、初心者でも簡単に作れる手順としてください。

ChatGPT

了解しました。Blender 4.2.11(日本語UI)で、初心者向けにスタイライズドな「麦わら帽子」を作る手順を、細かく丁寧に解説します。以下の構成で進めます。

【概要】麦わら帽子の構成
スタイライズドな麦わら帽子は、以下の要素で構成されます:
帽子の本体(つば付き円形ドーム)
リボン(帯状の飾り)
スタイライズドな質感(マテリアルや簡単なノーマルマップ)

最近、「ChatGPTに指示を出すだけでBlendernoモデリングが進む」という噂をよく耳にします。

ライティング支援やコード生成はもう当たり前。でも「立体物」の制作まで面倒を見てくれる――

それが事実なら、3D初心者にとっては夢のような話です。

そこで今回は、実際に「AIからの指示だけで、麦わら帽子をモデリング」できるのか検証しました。

チェックポイントは大きく3つです。

  • どこまで具体的な手順を教えてくれる?
  • 途中で詰まったときに何度でも質問して解決できる?
  • 完成品のクオリティは「使える」レベルに到達するのか?

結論から言うと、想像以上に「作業ガイド」として役立った、というのが率直な感想です。

この記事では、実際に試した流れを共有します。

「AIサポートだけで本当にモデリングが完了するのか?」――その疑問を解消していきましょう。

目次

【手順①】基本メッシュの作成

1-1. Blenderを起動し、初期立方体を削除

  • Aキーで全選択 → Xキー → 削除

1-2. UV球(UVスフィア)を追加

  • Shift + A → メッシュ → UV球
  • プロパティ左下の「生成」メニューで:
    • セグメント:32
    • リング:16
    • これで帽子の丸みが適度になります

1-3. 帽子の本体を形成

  • Tabで編集モードに切り替え
  • 下半分の頂点をボックス選択(Bキー)して削除
  • 上半分だけ残して、SキーでZ軸方向に潰す → ドーム形にする

1-4. つばの作成

  • 一番下のループエッジをAlt + クリックで選択
  • Eキーで押し出し → Sキーで横に拡大(つばの部分になる)
  • 必要に応じて2〜3段階押し出して、ゆるやかなカーブをつける

【手順②】リボンの作成

2-1. 円柱を追加

  • Shift + A → メッシュ → 円柱
  • 頂点数:16程度(軽量化)
  • Sキーで縮小して、帽子本体に沿うように配置

2-2. リボンの形状を整える

  • S + Z で高さを薄く(帯状に)
  • Sで全体を調整して、帽子の「つばの上」に巻きつくように位置調整

2-3. オブジェクトの名前を整理

  • F2で名前変更:
    • 帽子本体 → Hat_Base
    • リボン → Ribbon

【手順③】スタイライズド感を出すためのマテリアル設定(麦わら風)

3-1. シェーディングワークスペースへ切り替え

  • 画面上部の「シェーディング」タブをクリック

3-2. 帽子本体のマテリアル設定

  1. 帽子本体 (Hat_Base) を選択
  2. 右側のマテリアルプロパティ(球体アイコン)で「+ 新規」をクリック
  3. ノードエディターに以下のようにノードを配置:

ノード構成(スタイライズド麦わら風):

  • **Base Color(ベースカラー)**に、明るい麦色(例:#D9B85C)を指定
  • ノイズテクスチャ を追加(Shift + A → テクスチャ → ノイズテクスチャ)
  • カラーランプ を追加して、ノイズに縞模様っぽさを出す(細かい麦の模様風)
  • UVマッピング で回転方向に沿った流れになるよう調整

ノードのつなぎ方:

ノイズテクスチャ → カラーランプ → ベースカラーに乗算 → プリンシプルBSDFにつなぐ

おしんちゃん

もっと詳しく教えて

ChatGPT

了解です!Blender 4.2.11(日本語UI)で、ノードを使って“麦わらっぽい模様”を表現する方法を、初心者でもわかるように一つずつ丁寧に説明します。

おしんちゃん

ノーマルマップについて教えて

ChatGPT

了解です!ここからは、麦わら帽子に「編み込みっぽい凹凸感」を加えるためのノーマルマップの設定方法を、初心者向けに丁寧に説明します。

おしんちゃん

完全な初心者だと難しいかもだけど、比較的しっかりと教えてくれるね。

3-3. リボンのマテリアル設定

  1. リボン (Ribbon) を選択
  2. 「+ 新規」でマテリアルを追加
  3. 好きなカラー(例:赤系 #AA2020)に設定
  4. Roughness(粗さ)を少し上げて、マットな見た目に

【手順④】影とライトで見映えを良くする

4-1. 環境ライトの追加(HDRI)

  • 「ワールドプロパティ」(地球のアイコン)
  • 「カラー」→「環境テクスチャ」→ HDRI画像を読み込み(Pixar風のものが合う)
    • 無料:polyhaven.com などで「studio」「sunny」などのキーワードで検索

4-2. ライト追加

  • Shift + A → ライト → エリアライト
  • サイズ:3〜5m、パワー:300〜500W
  • カメラの左上あたりから斜めに照らすように配置

【手順⑤】レンダリング設定

5-1. カメラ設置

  • Shift + A → カメラ
  • Ctrl + Alt + Numpad 0 で現在の視点にカメラを合わせる
  • GRで微調整

5-2. 出力解像度・背景

  • 「出力プロパティ」(用紙アイコン)で解像度 1080×1080 など正方形に
  • 「レンダー」→「ビューポートシェーディング」で確認
  • 必要であれば背景色を白や空色に変更(ワールド→カラー)

【完成】

ここまでで、以下が完成します:

  • スタイライズドな麦わら帽子本体
  • 帯状リボンつき
  • 麦風のマテリアル
  • 簡易ライティングとレンダリング設定

まとめ

今回は、ChatGPTの指示に従って「麦わら帽子」をBlenderで作るというテーマで挑戦してみました。

やってみて感じたのは「AIのガイド」のおかげで作業イメージが付きやすいということ。

何にも参考がないモデルを作るのは難しいけど、手順まで落としてくれるのは純粋にうれしいと思いました。

ですが、イメージ図がないので、そこだけやりにくいかも。

それでも、わからないことは何度でもAIに聞けるのがよかったです。

Blender×AIの組み合わせは、有効で人にもおすすめできる方法だと実感しました。

ぜひ、みなさんも試してみてくださいね。

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